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常総市立図書館

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読み聞かせ研修講座を開催しました

読み聞かせの技法講座

 10月25日(木曜日)、茨城県立図書館の出前講座として、講師にフリーアナウンサーの澤則子先生をお迎えし、「読み聞かせの技法講座」を開催しました。当日は、平日にもかかわらず、たくさんの方が受講されました。普段から読み聞かせボランティアとして活躍されている方も多く、スキルアップの場ともなりました。以下、当日の様子をご紹介します。

 

301025読み聞かせの技法講座①.JPG
まずは、ウォーミングアップ。手遊び風のゲームで場が和みました。
アイコンタクトなど、コミュニケーションの訓練にもなっていると思われました。

 

301025読み聞かせの技法講座②.JPG
今回の研修は、講義形式ではなく、より実践的なものでした。
会場のどこにいても聞こえるような発声法を学びました。
ただ大きい声を出すのではなく、声が放物線を描くようなイメージです。

 

301025読み聞かせの技法講座③.JPG
『おおきなかぶ』を例にした演習

 まず、受講者が普段のように読み聞かせを行いました。どなたも、分かりやすくきれいな声でした。次に、先生の「セリフの読み方のヒントは、文の中にある」「絵も重要なヒント」というアドバイスを踏まえて、もう一度。この例では「おじいさん」は腰をかがめて「かぶ」に語り掛けています。2度目に読んだ際には、どなたの読み方もさらに磨きがかかったという印象を受けました。

 

301025読み聞かせの技法講座④.JPG
「うんとこしょ どっこいしょ」

 場面を実感して読むことも大切です。「かぶ」を抜く大変さを、まさに実感しました。また、この物語では緩急をつけるというのも重要なポイントです。「かぶ」を引っ張る人がだんだん増えていきますが、人が増えた時には読むスピードを少し速くすると、より臨場感があるように感じられました。

 

301025読み聞かせの技法講座⑤.JPG
「天気予報」を例にとっての演習

 言葉先行ではなく、イメージを持って伝えるということを学びました。また、「感情表現」と「抑揚をつける」の違いについて学びました。読み聞かせの際は、無理に役者風にすると違和感がありますが、「聴き手に伝わる読み方」としては「抑揚をつける」ことは必要なことです。

 「作品を損なってはいけないので、淡々と読む」という意見もあるようですが、事務方ながら、この研修を受講して「『伝える』ことをためらわなくて良いのだ」と再認識できたことが収穫でした。受講者の皆様とも収穫を共有できたかと思います。先生のユーモアが交えられ、時間が経つのも忘れるくらい笑いの絶えない研修でしたが、非常に論理的な講義でもありました。演習に参加された受講者が明らかにスキルアップしているのを拝見して、目をみはりました。